勝ち組トレーダーまでの軌跡【第2話】|『ドン底から這い上がる』

 

私の兼業トレーダーとしての過去12年間を振り返るシリーズ 第2話です。

前回は1ヶ月で資産を倍にして有頂天になっていたところまで書きました。

 

今回はその続きで、例のあの事件からになります…

 

3.2度目の洗礼~スランプ編

2008年10月…

有頂天だった私はまたもや相場から洗礼を浴びることになります。

10月10日、リーマン・ブラザーズ倒産のニュースが世界中を駆け巡りました。

 

世界金融危機勃発!! 後にいうリーマンショックです!

 

この時も、相場の急変っぷりを目の前で見ていました。

転職先の業務に少し慣れてきたものの、帰宅時間は22時過ぎてて、正確には遅めの夕飯時に相場が急落。

 

異変の瞬間は見逃していたものの、当時はEUR/USDをメインで取引していて、どのくらいだろう…

夕飯食べ終わって部屋に戻ったのは23時30分過ぎくらいだったと記憶してますが、23時くらいから既に急落が始まってて、そこから結局4時間くらいで300PIPS以上の急落…

 

帰宅後、夕飯前に見た相場で上がりそうな感じだったので、根拠もなくロングポジションを持っていた私は、既に飲み込まれていました。

「ご飯食べてる間に何が起こった??今日って指標発表とかだったっけ?」

とパニックになり固まってしまって、突然動き出した急落に成すすべなく勢いよく下げて行くローソク足をただ見ているだけ。

残念ながら損切りは入れてませんでした…

 

何これっ!そんなハズない!きっと何か間違いだ!

 

何せその時の勝率ってほぼ100%あったんです…

たった3~5PIPSを狙いに行ってただけですし、今回も簡単に獲れるだろうと、

 

そのうち戻るさぁ~

とヤバイとは思いつつもどこかで楽観視していました。

 

がしかし、、、相場は下がる一方です。

 

いつの間にか

“戻してくれ~”という祈りに変わっていた!

のは言うまでもありませんw

 

そして気がついたら資産が80万まで減っていました。

本当にヤバイ!

そう思った私は、何を血迷ったか…引き出したハズの200万を再投入してしまいます。

 

また前同じようにやれば400万まで戻せるさ!

 

 

ところが、その日を境に連戦連敗。

あっという間に資金は50万を切ってしまいました。

気付けば150万の損失です。(→最初の投資額は200万)

 

その後も損失を早く取り戻そうと相変わらず高いロットでポジションを取り、

コツコツ勝ってはドカンと負ける。。。

 

もう負けトレーダーの典型的なトレードでした。

 

たまたま運良く1ヶ月で資金倍増させた経験が逆に仇になり、トレードに変な癖が付いていたんですね。

 

力強く上昇していても、そろそろ戻るだろうと、トレンドに乗ることなんて知らずに逆張りトレードが多かったですね。

 

自分の中にしっかりとした売買ルールがあったわけではありません。

勝ててたトレードの再現性なんてゼロに等しかったのです。

しかも資金管理なんて何も考えていなかった。

ヘタに短期間で勝てた経験をしてしまったが故に、その後この間違った考えを捨て去るのに、どれ程の時間を費やしたことか…

 

年末からまた相場環境が良くなり、資金は120万まで回復しましたが、トレーダーとして根本的なところは何一つ変わってなかったので直ぐにまたスランプ突入。

流石にもう大きいポジションではやってませんでしたが、勝ってはドカンと負けるを相変わらず繰り返します。

2年近く掛けて資金はとうとう30万を切ることに…

 

 

そこでようやく目が覚め、今まできちんと相場の勉強をしてなかったので、一度しっかりとFXというものを勉強しよう!と決心します。(こうなるまでほとんど独学でやってた自分自身に呆れます…)

 

その決心をするまでに、実に2年近く掛かった訳ですが、

何故こんなに時間が掛かったんだろう?

と思い返してみると…

 

①相場環境が良い(トレンドが続いて分かり易い状況)と2ヶ月くらい連続で勝てていた。

→最初は逆張りがメインでしたが、半年後には何となくトレンドに乗る感覚はわかってきつつありました。

    まあ、ただ単に勢いがある方にポジションを取ってただけだったんですけどね…

②負けるのはレンジとかトレンドの方向性が良くわからない環境の時で月単位では大きく負け越してしまう。

③200→400万にした一時的な実績のせいで、自分は勝てるトレーダーだ!と勘違いしていた。

以上の3点が原因だったと思っています。

 

特に③の感情は本格的に勉強を始めた後も、最後の方まで払拭できずにいました。

「己を知る」ってホント大事です。

 

 

現在、成績が安定していないトレーダーさんに今すぐ伝えたい事としては、

  • まずは自分がどういうトレーダーなのかを客観的に知ること!
  • スランプで自分を見失ったときなどに、また一からやり直せる自分の原点をつくること!

この2点です!!この2つは超重要です!

 

自分はトレンドが得意だとか、レンジが苦手とか、つい逆張りしちゃうとか、損切りができない等のトレードの癖の把握はもちろん、過去相場で検証をしっかりと行い、自分の大体の勝率や、リスク・リワード・レシオを把握するところから、是非始めてください。

 

そして、いつでもやり直しができるように、相場の本質的な知識を身に付けてください。

 

そうすれば、スランプに陥っても、どんな相場環境下でも必ずやり直しができます!

 

 

数年前に、一部でスキャルピング取引に対して規制が入ったという噂が出回りました。

 

真相は定かではないのですが、今後FXに何らかの規制が掛かってトレードできなくなったりするかも知れません。

可能性はゼロではないんです!

 

もしそうした事態になっても、相場の本質を理解さえすれば、株や先物市場など他のどんな市場でも必ず成功できます!

 

 

ここで書いた私の経験談をぜひ反面教師にしてもらって、小手先のテクニックではなく

相場本質を理解することを優先させてください。

 

以前の私もそうだったのですが、

相場の本質的なことって難しそうだし二の次だ!とにかく目の前のトレードの方が再優先だ!エントリーが重要だ!

と、思ってしまうんですよね。

難しそうな相場そのものの事なんて理解したってトレードには直結しない気がして遠回りな気がしてました。

 

相場で勝つためには売買ルール(ロジック)が最優先で

とにかくエントリーのやり方が知りたい!

ってなってしまいがちです。

 

しかし、例え常勝トレーダーのロジックを真似たところで、

  • その常勝トレーダーがどういう考えでそのロジックを使っているのか?
  • 実際の相場に対してそのロジックはどういう意味を持つのか?

これがわかっていないと上手く使いこなせませんし、その常勝トレーダーと同じような成績を上げることはまず不可能でしょう!

 

相場環境は常に変わりますので、その変化に合わせたロジックの応用もできません。

 

あなたがトレードで勝ち続けたいと思うなら、

何をするにも相場の本質的なことを理解する方が間違いなく近道です!

 

頑張りましょう!

 

 

さて、本題からだいぶ脱線してしまいました。

話を戻しましょう。

 

本腰を入れて一から勉強をし直す決心をした私は、とりあえず情報収集のため本屋に行きました。

 

そしてそこである一冊の本に出会います。

 

それが杉田勝氏の『FX先生』でした。

 

この本には、 今までの日本の投資教育は間違っている!的なことが書いてあって

自分が今まで勉強してきたことと一体何が違うのか?

と気になり即購入しました。

 

書店で『FX先生』の本を手に取ったのはホント偶然ですが、この本を読んだお陰で、私は勝っているプロのトレーダーから教わる必要性を痛感することになります。

 

さっそく、その本の確か巻末の方に記載があったと記憶してますが、杉田氏が主催している投資スクールへの参加を決意。

 

教材やスクールなどに手を出したのはこの時が初めてでした。

私が参加したのは

『勝つためのテクニカルトレード 基本コース編』

というやつでした。

ひまわり証券に口座開設してたので、当時5000円で受講できたんです。

→現在はスクール生の募集はしていないようです。

 

 

このスクールで学んだ事

  • 移動平均線のEMAの使い方
  • ブレイクアウト手法
  • エントリー時の逆指値注文の使い方
  • 相場反転時の2バーリバーサルの形
  • ダイバージェンスとは何か?

 

スクール受講後の感想

当時、完全な値頃感トレーダーだった私にとってその内容は衝撃的でした。

逆指値注文でエントリーして行くなど今まで想像も付かなかったような知識のオンパレード。

 

スクール受講後、過去相場で検証したところ、

ブレイクアウト手法というのは確かにリーマンショック以前の相場では非常に有効である

と確認できました。

その後3ヶ月くらいでしょうか…

実践で試してみましたが、思うような結果は出せませんでした。

 

これも、「相場の勝ち組は多くて2割、皆が1つの勝てる手法に飛びつけばその手法は勝てなくなる」ということの典型例なのかもしれません。

とは言え、トレンドの強い相場環境下、特に下落場面ではまだまだ有効ですが…

 

検証結果からリーマンショック後の相場環境では、もう通用しなくなってきているのでは?と何となく実感できました。

 

続いて同スクール基本編の上のクラスの「マスター編」に申し込もうと思いましたが、資産を大きく減らした後だったこともあり、79,800円という高額な受講料を払う勇気がその時は中々出ませんでした。

あと杉田氏が推奨しているエリオット波動論が自分には難しすぎて着いて行けなかった…

 

ということで、他の教材を探すことにするのですが…

ここから、長い・終わりなき手法探しが始まります…。

 

 

さてさて、またまた長くなってしまいましたので一旦区切りますね。

続きは『兼業トレーダー歴12年の軌跡 第3話』へ…

 

 

第1話 : 怖いもの知らずで有頂天だった自分

第2話 : ドン底から這い上がる(→今ここ)

第3話 : 終わりなき手法探しの旅編①

第4話 : 終わりなき手法探しの旅編②

第5話 : 覚醒編

 

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